研究課題
基盤研究(C)
多数の河川水サンプルの水質健全性を評価するために, Daphnia magna(オオミジンコ)を用いて,繁殖試験,並びに河川水中有機物を濃縮して行う短期間での毒性試験を実施した。その結果,河川水の長期的な生態毒性評価手法としてD. magna繁殖試験が有用であることを示した。さらに,同一の河川水サンプルにおいて繁殖試験における産仔数減少率と新規試験における影響程度の間に明確な正の相関が認められ,本短期試験が長期影響を短期間で評価するために適用可能なことが示唆された。
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