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2011 年度 実績報告書

高精度画像処理による建築部位等の精密な3次元計測に関する研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 21560629
研究機関千葉大学

研究代表者

平沢 岳人  千葉大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (30268578)

キーワード写真測量 / 測量精度 / 工事写真管理 / コンピュータビジョン / 画像処理 / 施工現場
研究概要

写真測量は、仮設機材や仮置資材などで雑然とした建築現場においても手軽に実施できる測量手段である。トータルステーションなどの大型機材では取り回しが困難で実施が難しい局面においても実行可能であり、他の測量手法と比較して可搬性の面で特に優れている。平成23年度においては、過去2年間に実施した施工現場実験のレビューと研究全体のとりまとめを実施した。ほぼ研究計画どおりの成果を得ることができた。
なお、とりまとめに際して、以下の2点について追加の検証をおこなった。
(1)写真測量精度の検証の追試
(2)出来形評価のための工事写真からの三次元モデル復元に関する検討
(1)については、カメラの較正を再度慎重に行い、また、撮影枚数を増して統計的信頼性を高めるよう努めた。施工現場で用いる際に必要十分な測量精度が得られることを確認した。
(2)については、近年、3Dスキャナによる施工現場の三次元モデル復元を出来形の評価に利用する研究が盛んにおこなわれているため、これらとの対比とするため、工事写真から施工現場の3D復元が可能かどうかの検証をおこなった。撮影条件にもよるが、写真測量の精度とあいまって、実用的な3D復元が可能であることを確認した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2012 2011 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 三次元CADとコンピュータビジョンによる写真管理に関する研究2012

    • 著者名/発表者名
      加戸啓太、平沢岳人
    • 雑誌名

      日本建築学会技術報告集

      巻: 18(掲載確定) ページ: 781,784

    • 査読あり
  • [学会発表] 工事写真の撮影位置・方向情報の取得と三次元CADによる写真管理に関する研究2012

    • 著者名/発表者名
      平沢岳人
    • 学会等名
      日本建築学会
    • 発表場所
      日本建築学会(港区)(招待講演)
    • 年月日
      20120300
  • [学会発表] BIMとコンピュータビジョンによる写真管理に関する研究 その12011

    • 著者名/発表者名
      加戸啓太
    • 学会等名
      日本建築学会
    • 発表場所
      早稲田大学(新宿区)
    • 年月日
      20110800
  • [学会発表] BIMとコンピュータビジョンによる写真管理に関する研究 その22011

    • 著者名/発表者名
      岩田健吾
    • 学会等名
      日本建築学会
    • 発表場所
      早稲田大学(新宿区)
    • 年月日
      20110800
  • [備考]

    • URL

      http://hlab.ta.chiba-u.jp/

URL: 

公開日: 2013-06-26   更新日: 2014-04-08  

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