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2011 年度 実績報告書

建築空間における生活共存型ロボットの三次元配置に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21560652
研究機関文化学園大学

研究代表者

渡邉 秀俊  文化学園大学, 造形学部, 教授 (80230986)

キーワードロボット / 環境心理 / 環境行動 / 生活場面 / 建築計画
研究概要

本研究は、ロボットを壁面や天井面に三次元配置した際の居住者の心理・行動を評価し、ロボットと共存するための建築空間の計画要件を求めることが目的である。本年度は最終年度として以下を実施した。
1)ロボットと共生する生活シーンの提案
本研究から得られた知見の社会的価値の位置付けを整理するために、(1)ロボットの定義、(2)ロボットたちのセカイ、(3)日本人とロボット、(4)ロボットとの出会いと別れ、(5)ロボットと倫理、というテーマについて連携研究者との間でブレーンストーミングを行った。また、これまでの研究成果を、(1)ロボットと一緒に生活するシーンの違和感、(2)ロボットから受ける作業イメージ、(3)これ以上近づかれたくない距離、(4)移動するロボットの邪魔さ、(5)空中に浮かぶ物体と会話する、(6)拡張現実の世界で交流する、(7)ロボットを避けて通る、(8)ロボットに案内される、の8つのテーマに分けて、「導入(現在の生活ならびにロボットとの共存の問題点)」「研究成果(解決の手掛かりとなる本研究の知見)」「展望(ロボット共存する生活のあるべき姿)」についてわかりやすい文章とイラストにまとめた。
2)提案した生活シーンの評価・検証
上記の「導入」と「展望」として描いたロボットと居る生活シーンのイラスト(住宅、高齢者施設、病院、店舗、学校、公園、電車・駅、商店街)を、専門家(建築計画研究者、ロボット開発者など)に提示し、評価および意見交換を行った。
3)研究成果のまとめと公表
2期6年間にわたる研究成果を、上述の文章とイラストにまとめたほか、日本建築学会の空間研究会で発表・公表して、ロボットデザイナーなどの各方面の専門家と意見交換した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 研究者の視点から2011

    • 著者名/発表者名
      遠田敦
    • 学会等名
      日本建築学会第73回空間研究会「ロボットとくらす」空間とは?
    • 発表場所
      日本建築会館
    • 年月日
      2011-10-14
  • [図書] ハウジング・トリビューンVol.408、新・住まい学:ロボットと住まい【後編】2011

    • 著者名/発表者名
      渡邉秀俊
    • 総ページ数
      4
    • 出版者
      創樹社

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公開日: 2013-06-26  

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