研究課題
基盤研究(C)
モリブデン酸銅は、構造相転移に起因するクロミズムの性質を有する大変興味深い磁性材料である。この磁気的性質を解明するため広範な温度及び磁場環境下で磁化率、比熱、強磁場磁化、中性子回折・散乱の測定を実施した。その結果、約200Kの構造相転移に伴う巨大な磁気温度履歴現象や磁気相転移(1.75K) 、特異な磁気構造や磁化プラトー現象等を初めて観測した。また、置換効果により構造相転移、即ちクロミズムの制御に成功した。
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http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/KOOO768/index.html