研究課題
基盤研究(C)
押出成形で見られる円管押出流れについて検討した。融液の押出実験から,押出物の直径は気相成長炭素繊維(VGCF)含有量の増加と共に減少する結果を得た。融液のレオロジー測定の結果,この現象は伸長流れの特性が寄与していると考えられた。そこで,伸長流れの特性を独立に設定できるPTTモデルにより押出実験を模擬したところ,実験結果と計算結果は定性的に一致した。以上より,既存の粘弾性モデルを用いてポリマー/VGCFナノコンポジット融液の有用な流動計算を実施できることが示された。
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Journal of Textile Engineering
巻: Vol.57 ページ: 97-106
Proceedings of the Polymer Processing Society 26th Annual Meeting
巻: G07-440 ページ: 1-4
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