研究課題
基盤研究(C)
リン酸マグネシウムガラスは、メタ組成付近で組成-物性間にリン酸異常現象と呼ばれる非線形性を示し、anomalousタイプに分類される。このガラスを用いて模擬放射性廃棄物を固化させたガラス固化体について、熱的安定性や耐水性の評価、振動スペクトルを用いた構造変化の検討を行った。メタ組成付近で廃棄物含有量が45 mass%の固化ガラスの浸出率は10^<-6> g/cm^2・dayオーダーとなり、ホウケイ酸塩ガラス固化体(廃棄物含有量25 mass%)の浸出率2.5×10^<-6> g/cm^2・dayと比べてかなり低い値となった。ガラスネットワーク中のクロス・リンケージの密度の増加が耐水性を向上させたものと考えられる。
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