研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、希少性から安定確保が問題となっている貴金属を産業廃棄物からリサイクルし、さらにナノ粒子として再資源化することである。本研究では、配位子と界面活性剤からなる混合逆ミセルを用いて、模擬産業廃液から金イオンのみを選択的に抽出し、逆ミセルのナノ反応場内で還元することで、単一な金ナノ粒子を合成することに成功した。また、別の手法として、金結合性ペプチドを融合したタンパク質を用いることで、温和な条件で金ナノ粒子の合成とタンパク質の固定化を同時に行う新手法を開発した。
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Analyst
巻: 137 ページ: 2300-2303
DOI:10.1039/c2an35172b