研究課題
研究実施計画に基づき、新たに得たトカマクにおいて非軸対称磁場が加わった場合のオフセット・トロイダル回転の表式及び定常トカマクプラズマにおける運動量バランスについて、以下の成果を得た。平成23年度には、第1回アジア・太平洋輸送ワーキンググループ会議のプレナリー・セッションで口頭発表を行うとともに、欧州物理学会においてポスター発表を行った。さらに、東北アジアシンポジウムでは、会議冒頭のプレナリ講演で運動量バランスを含む定常トカマク研究の総合講演を行った。日米協力のJIFT WSでは流れの構造と対称性の破れについて講演を行い、プラズマコンファレンスでは、オフセット・トロイダル回転に関する解析式について口頭発表を行うとともに、運動量バランスを含む定常トカマク研究のポスター発表を行った。さらに、平成24年度には第2回アジア・太平洋輸送ワーキンググループ会議のプレナリー・セッションで口頭発表を行うとともに、第2回プラズマ学校とWSで新古典粘性に関する招待講演を行った。また、Hモードに伴うSOL流の加速に注目して核融合炉の熱制御の問題を分析し、WCIシンポジウムやTTF2013等で招待講演をおこなった。磁気面上の流れに注目した定常トカマク研究のレビュー論文をRev.Mod.Phys.に出版した。また、IAEAからは流れと乱流の関係を含むFusion Physicsという1200ページにせまる大著を2012年に発行した。さらに、中国 科学出版社から「物理学と核融合」(京都大学学術出版会)の中国語版の出版が決定した。
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 5件) 図書 (2件)
Reviews of Modern Physics
巻: 84 ページ: 1807-1854
Nuclear Fusion
巻: 52 ページ: 23021
巻: 52 ページ: 027001
10.1088/0029-5515/52/2/027001
Proc. 38th EPS conference (Strasbourg,June27-July1) http://ocs.ciemat.es/EPS2011PAP/html/author.html
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ISBN 2-914771-68-1