研究課題/領域番号 |
21570014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
堀 良通 茨城大学, 理学部, 教授 (30125801)
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研究分担者 |
山村 靖夫 茨城大学, 理学部, 教授 (50202388)
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研究協力者 |
中野 隆志 山梨県環境科学研究所, 主任研究員 (90342964)
安田 泰輔 山梨県環境科学研究所, 研究員 (40372106)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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キーワード | アズマネザサ / アズマザサ / スズタケ / ミヤコザサ / 形態的可塑性 / 生産構造 / 最大光合成速度 / 分布 |
研究概要 |
アズマネザサが多様な環境に生育する要因を解析した。厳しい環境では、地上部を小さくし、葉の割合を高め物質生産効率を高めた。良い条件下では密生した大型地上部を形成し、競争力を増した。茨城県北部の落葉林でのアズマザサ、ミヤコザサ、スズタケの3種が同じ場所に生育している。ミヤコザサとスズタケの分布は、生育場所と生育場所から最も近い沢との標高差約30mを境として、スズタケは沢に近い場所に、ミヤコザサは尾根部に分布した。アズマネザサはスズタケが分布しない全域に分布し、環境適応の広さを示した。
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