研究課題
基盤研究(C)
冷温帯の里山に生息するノシメトンボは、水田で羽化した後、周囲のスギ林のギャップへ移動し、生涯を過ごしている。ギャップでは、繁殖行動を示さず、休息と採餌を行なっていた。繁殖期に入ると、採餌活動は活発となり、雌の採餌量は雄よりも多かった。室内飼育実験により、雌は約1週間で500個の卵を成熟させ、そのすべてを1回の水田訪問で生みきり、それを生涯に数回繰り返すことを明らかにした。また、ミトコンドリアDNAの解析から、プライマーを特定した。
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Sympetrum infuscatum (Selys), mistaking dried-up rice paddy fields as suitable oviposition sites
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昆蟲
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Odonatologica
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(Selys)(トンボ目;トンボ科)の採餌活動.応動昆
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