研究課題
基盤研究(C)
植物微小管の形成・維持に関わるPHS1のN末端側保存領域のみで表層微小管を消失する活性を有する事を発見した。このドメインはPHS1自身とαチューブリンを直接リン酸化した。さらに、この活性はC末端側フォスファターゼドメインによって抑制された。つまり、PHS1はキナーゼと、フォスファターゼの両方の活性を有しており、表層微小管の存在・消失がその両ドメインによってコントロールされているという可能性が提示できた。さらに、PHS1を介したαチューブリンリン酸化が、塩ストレスなどに誘導されることが示された。
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Article first published online
巻: 14
Planta
巻: 231(6) ページ: 1311-22
Plant Cell Physiol
巻: 51(2) ページ: 333-8