研究課題
基盤研究(C)
硬組織には、約1日を単位として形成される日周輪(成長線)の存在が古くから知られているが、その日周輪形成の制御機構を明らかにした研究は無い。そこで本研究では、キンギョの再生鱗を用いて、それらを明らかにする実験を行った。まず、キンギョの鱗の再生過程において我々が単離した骨芽細胞関連遺伝子の発現を調べたところ、哺乳類の膜性骨の再生過程で発現する遺伝子のパターンとほぼ同じパターンを示すことが分かった。次に、再生鱗を用いて、隆起線(成長線)が1日1本ずつ外側に形成されていくこと、また、時計遺伝子の中では少なくともper-3の発現に明瞭な概日リズムが認められることを明らかにした。
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