研究課題
基盤研究(C)
種は,生物の多様性を認識するときの基本的な単位である。しかし,種の境界が曖昧な状態がしばしば観察される。カヤモノリは世界中の温帯・寒帯海岸に広く分布する褐藻類で,形態から1種と考えられてきた。本研究では,日本産カヤモノリについて,遺伝子のDNA塩基配列の解析と交雑実験を行い,その中には少なくとも3種が含まれていること,そのうち2種は非常に近縁で実験下では交雑可能であることを明らかにした。
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