研究課題
基盤研究(C)
筋小胞体カルシウムポンプ細胞質ドメインの動きにおける静電的相互作用の役割を、変異体を用いた反応速度論的解析によって調べた。その際反応速度の対数と活量係数の二乗との間に直線関係が成り立つことを見出し、このプロットを用いて、カルシウムポンプのドメインの動きをガイドするドメイン間の静電的相互作用の存在を明らかにすることができた。この研究で見出された反応速度の対数vs活量係数の二乗のプロットはタンパク質の分子内、分子間相互作用中の静電相互作用の寄与を定量的に見積もる有効な手段となりうる。
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Journal ofBiological Chemistry
巻: 285巻 ページ: 38674-38683
doi:10.1074/jbc.M110.183343
Journal of Biological Chemistry
巻: 285巻 ページ: 24538-24547
doi:10.1074/jbc.M110.144535