研究課題
基盤研究(C)
DGK・の神経系における機能について調べたところ、DGK・はスパインといった神経細胞特有の形態を維持することにより神経ネットワーク形成、しいては記憶や感情などの脳高次機能において重要な働きをしていると考えられた。ついで、DGK・の腎臓における機能をノックアウト(KO)マウスを用いて調べたところ、糖尿性腎症が早期化及び重篤化することが明らかになった。また、チロシンリン酸化と局在調節の関係も調べた結果、c-SrcはDGK・の22番目及び334番目のチロシンをリン酸化することにより細胞質膜移行を誘導し、一方、c-Ablによる218番目のチロシンをリン酸化は核外移行に必須であることが明らかとなった。
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