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2010 年度 実績報告書

ミトコンドリアから運搬されサイトゾル含硫小分子に使われる硫黄の運搬経路の解明

研究課題

研究課題/領域番号 21570150
研究機関大阪医科大学

研究代表者

中井 由実  大阪医科大学, 医学部, 講師 (80268193)

キーワードtRNA修飾 / 酵母 / ロダネーゼ / ユビキチン様タンパク質 / 硫黄付加 / 含硫小分子 / サイトゾル / チオカルボキシル基
研究概要

申請者は、硫黄供給酵素Nfs1から硫黄原子の供給を受けるサイトゾルのtRNAと他の含硫小分子への硫黄運搬経路の解明をめざし、サイトゾル内での硫黄運搬経路、ならびにミトコンドリアからサイトゾルへの硫黄運搬経路を明らかにすることを本研究課題に掲げている。初年度において、中心となるタンパク質Uba4の、硫黄付加に関わるロダネース部位が硫黄の受取、硫黄付加タンパクUrm1への受け渡しに必要であることを明らかにしているが、本年度は、さらに、Uba4が硫黄を受け渡す先となっているUrm1やその類似タンパク質についての解析に着手した。Urm1はユビキチン様タンパク質(Ubl)で、Ubl特有のカルボキシル末端のグリシンへのチオカルボキシル基形成が、その後、ターゲットとなる分子に硫黄を付加するのに必須であることから、他のUblタンパク質に比べてUrm1に特徴的な部位を予測しUba4に対する寄与を調べた。現在研究成果をまとめつつある。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 酵母Urm1-Uba4は酵母サイトゾルtRNAの硫黄修飾に必要なタンパク質修飾系(UBL-UBA)である2010

    • 著者名/発表者名
      中井由実, 他
    • 学会等名
      BMB2010(第32回日本分子生物学会年会・第83回 日本生化学会大会 合同)
    • 発表場所
      神戸ポートアイランド(日本)
    • 年月日
      2010-12-10

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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