研究課題
基盤研究(C)
本研究では比較的神経回路が良くわかっている運動学習課題(瞬目反射条件付け)を用いて、小脳が果たす役割および上位中枢が果たす役割を検討した。その結果、ラットでは、この学習が条件付ける目と同じ側の小脳に大きく依存して記憶の獲得および発現をすることが明らかとなった。また、野性型マウス(C57BL/6マウス)とは対照的に、海馬を含む上位中枢に異常を持つマウス系統(DBA/2マウス)では、ラットやウサギと同様に、同側の小脳深部核に大きく依存して学習することも明らかとなった。
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Acta Pharmacologica Sinica
巻: 32 ページ: 1-2
Neuroscience Letters
巻: 472 ページ: 148-152