研究課題
基盤研究(C)
癌抑制遺伝子産物pRBの標的である転写因子E2Fによる細胞増殖と癌化抑制の仕分け機構を解析した。癌性変化の代表であるpRBの機能欠損により活性化されたE2Fで特異的に活性化される新規標的遺伝子を5個同定した。これらは細胞死を誘導するp53経路に関わるものが多かった。pRBの制御を外れたE2Fによる癌抑制遺伝子の活性化は、増殖刺激で活性化され、細胞生存を促すPI3キナーゼ経路に抑制されないことが示唆された。
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Biochem. Biophys. Res. Commun
巻: (in press)
Proc Natl Acad Sci USA
巻: 107 ページ: 21529-21534
Genes Cells
巻: 14 ページ: 89-99
http://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/~ohtani/