研究課題
基盤研究(C)
真核生物間で高度に保存されたPIKKファミリータンパク質(PIKKs)の相互作用因子であるTel2が複数の異なるPIKKsをどのように区別してそれぞれ制御するのかを明らかにするために、分裂酵母をモデル系に用いてそれぞれのPIKKsが関与する経路に特異的な欠損を示すtel2の条件致死変異株の取得及び解析を行った。その結果、tel2変異株の条件致死性の原因はTel1^<ATM>/Rad3^<ATR>及びTor1/Tor2^<TOR>の不安定化によるものではないと考えられた。これらの結果は先行研究によるモデルと合致せず、新たな制御機構の存在を強く示唆するものである。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (12件) 備考 (1件)
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http://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/~tanaka/