研究課題
基盤研究(C)
mina53ノックアウトマウスを用いて、mina53の機能解析を行なった。その結果mina53ノックアウトマウスは正常に発生し、オスメスともに不妊にならなかった。しかし、Mina53はIL-4の発現を誘導し、アレルギー応答に正に関係していることが示唆された。今後、Mina53ノックアウトの影響が最も強くでる細胞種を特定し、その細胞中でのリボソーム合成過程を観察する予定である。一方、コハク酸のリボソーム合成への影響を検討したところ、コハク酸はMina53ではなく別のJmjC蛋白質の活性をおさえて、リボソームRNAの転写を調節することが明らかとなった。
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EMBO J
巻: 29(9) ページ: 1510-22
http://www.takasaki-u.ac.jp/yaku2/idenshikinouseigyo/toppage.htm