研究課題
基盤研究(C)
発生後期に作られる器官の背腹パターンが初期胚におけるBMPなどの濃度勾配情報とどのように結びつくのかは不明だった。我々は発生後期にのみ背腹パターンに異常が見られるメダカDa変異体を利用して解析したところ、初期の背腹軸を受けて、体節形成期にzic1/zic4が発現しはじめ、これが背側の体節由来組織全体で一生涯発現ドメインを形成することによって、表層の色素パターンやヒレ形態などを制御することを明らかにした。
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