研究課題
基盤研究(C)
普通ソバの収量と品質を向上させることを目的に、品種信濃1号を供試して様々な土壌水分条件での栽培実験を行った。その結果、比較的過湿条件とすると窒素吸収量が高まり、生育量と収量も高まる傾向にあることを認めた。一方、乾燥条件では窒素吸収の低下に伴う生育量の低下と受精率の低下で収量が低下した。過湿条件での倒伏耐性は茎の太さに強く支配されたので、茎の太さが維持される範囲で土壌水分を高く管理することが収量・品質の向上につながるといえる。
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