研究課題
基盤研究(C)
わが国在来のブドウ品種'甲州'の遺伝子全体(ゲノム)の配列は、西洋系のVitis vinifera品種よりも東洋系品種に近く、野生ブドウとは大きく異なった。'甲州'のゲノムには、ごく一部特異的に異なる配列が見いだされたが、このことは'甲州'の形質に有意な影響を与えないと考えられた。遺伝子発現の面からは、成熟期の'甲州'果皮では、'シャルドネ'と比較して、耐病性・ストレス応答に関連する遺伝子の発現が比較的高いことが明らかになった。
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