研究課題
基盤研究(C)
フィールド・マージンの病原菌バンク機能を明らかにするために,ウリ類ホモプシス根腐病菌およびナシ白紋羽病菌をモデルとして病原生態学的研究を行った。最初に両菌を特異的に検出・定量する手法を開発し,次にフィールド・マージンにおける病原菌量と微生物群集構造との関係を明らかにした。その結果,フィールド・マージンにおける病原菌量は微少であり,病原菌は圃場内土壌に留まっていること,さらに一部の微生物群にのみ影響していることが示唆された。
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