研究課題
基盤研究(C)
ムギ類赤かび病菌は主要穀物にカビ毒汚染を起こしている植物病原菌である。本菌において宿主内を進展できない自然突然変異株が発見された。連鎖解析の結果、その変異は第2染色体の約54Kb中にあることが判明し、宿主内進展能欠損株ではそこに約3Kbの欠失が見出された。本来ならこの領域に存在するはずのFGSG02810遺伝子を野生株からクローニングして宿主内進展能欠損株に導入したところ、宿主内進展能の回復が見られた。従って、FGSG02810遺伝子がムギ類赤かび病菌の宿主内進展遺伝子と判明した。
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