感染可能な培養細胞がないチャノコカクモンハマキ核多角体病ウイルス(AdhoNPV)とリンゴコカクモンハマキ顆粒病ウイルス(AdorNPV)のウイルスDNAに大腸菌め複製起点を挿入したバックミトDNAを作製した。また、このDNAをヘルパープラスミドと共に大腸菌内に形質転換することにより、バックミド系を構築した。さらに、このバックミド系を用いて外来遺伝子の挿入が可能であるかどうかの確認を、緑色蛍光タンパク質であるeGFP遺伝子を挿入することにより行った。 また、前年度に行った包埋体形態異常変異顆粒病ウイルスの全ゲノム塩に配列の結果をもとにして、次世代シーケンサーを用いて包埋体形態異常変異顆粒病ウイルスの全ゲノム塩基配列の決定を行った。
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