研究課題
基盤研究(C)
中国東北部に存在するNa型アルカリ土壌の地帯の草原回復を目的として、その土壌の化学性とそこで生育するイネ科植物シオチガヤの耐性機構を検討した。その結果、その土壌はpHが10前後と高く、電気伝導度(EC)も高いことが分かった。その土からは多量の鉄やアルミニウムが水により溶出することが示された。シオチガヤは高ECに対する耐性が強く、また、Naよりむしろ炭酸水素イオンへの耐性が重要であることが示された。さらに、その根に高いムギネ酸分泌能を有していることが示された。
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