研究課題
基盤研究(C)
スイカ果実に含まれるスイカ種子発芽抑制物質を探索した。この結果、抑制物質として、植物ホルモンの一種として知られるアブシシン酸(ABA)およびその糖エステル体を主たる活性物質として同定した。スイカ果実内で起こりえる生物学的濃度で種子発芽を十分抑制でき、「他の植物を駆逐する化学物質から逃れるため、また、栄養分の獲得を有利にするため、親との同居はできるだけ避ける」ウリ科植物の生存戦略の一端を解明する事ができた。
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Plant Cell Physiology
巻: 51 ページ: 1594-1598
DOI:10.1093/pcp/pcq103
http://www.agr.hokudai.ac.jp/bioorg/natpro/