研究課題
基盤研究(C)
申請者らはこれまで、肥満と2型糖尿病を発症する病態動物(OLETFラット)に酢酸を摂取させると、肝臓の脂肪合成を抑制することにより肥満を抑制することを示してきた。酢酸は肝臓以外に骨格筋や脂肪組織にも作用し、メタボリックシンドロームを予防する可能性がある。本研究では骨格筋、脂肪組織などの培養細胞を用いて酢酸の作用を詳細に解析した。その結果、酢酸は骨格筋におけるAMPKのリン酸化を介してミオグロビンやGLUT4遺伝子の発現を促進し脂肪代謝や糖取り込みを促進させることが示唆された。
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http://www.fhw.oka-pu.ac.jp/eiyo/index.html