研究課題
基盤研究(C)
トウガラシオレオレジン中に6種の長鎖アシル基を持つ無辛味カプサイシン類縁体(LCNVA)を見出した。これらLCNVAはトウガラシオレオレジンには比較的多量に含まれていたが、トウガラシ果実にはほとんど含まれていなかった。オレオレジン中のLCNVA間の含有比率は、オレオレジンの油画分の脂肪酸組成と酷似していた。以上のことから、LCNVAはトウガラシ果実には元来含まれておらず、オレオレジンへの加工過程あるいはその貯蔵過程で生成することが示唆された。
すべて 2011 2010
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) 図書 (1件)
Journal of Agricultural and Food Chemistry
巻: 58(6) ページ: 3627-3631