腸内共生菌が制御する大腸免疫応答の分子機構の解明と食品を用いた免疫調節

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21580158
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 食品科学
• 研究機関: 日本大学
• 研究代表者: 細野 朗 日本大学, 生物資源科学部, 准教授 (70328706)
• 研究分担者: 上野川 修一 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (50011945) ; 高橋 恭子 日本大学, 生物資源科学部, 講師 (70366574)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• キーワード: 腸内細菌 / 大腸 / 免疫 / IgA / 共生

研究概要

大腸には小腸に比べて多くの腸内細菌が存在し,完全に排除されることなく腸内での共生がみられる.本研究は,これまでにほとんど明らかにされていなかった大腸免疫系に注目し,腸内共生菌の定着が腸管免疫系組織の発達に寄与し,特にBacteroidesが腸管関連リンパ組織における活性化B細胞が集積する胚中心の形成や感染防御に重要な免疫グロブリンA産生を活性化することを明らかにした.さらに,大腸免疫系はこれらの腸内共生菌に対しては強い免疫応答は起こさない腸内共生系の重要な役割を担っている.

研究成果

• [雑誌論文] 腸内細菌に対する低応答性と腸管上皮細胞におけるToll-interacting protein(Tollip)の発現 (2012)
  • 著者名/発表者名: 杉由高, 高橋恭子, 細野朗, 上野川修一
  • 雑誌名: 臨床免疫・アレルギー科 巻: 57 ページ: 14-19
• [雑誌論文] 腸管に共生する腸内細菌が誘導・制御するレギュラトリーT細胞および活性化B細胞 (2011)
  • 著者名/発表者名: 細野朗, 高橋恭子, 上野川修一
  • 雑誌名: 臨床免疫・アレルギー科 巻: 56 ページ: 721-727
• [雑誌論文] Epigenetic control of the host gene by commensal bacteria in large intestinal epithelial cells (2011)
  • 著者名/発表者名: Takahashi K, Sugi Y, Nakano K, Tsuda M, Kurihara K, Hosono A, Kaminogawa S
  • 雑誌名: J. Biol. Chem. 巻: 286 ページ: 35755-35762
  • 査読あり
• [雑誌論文] Transcription of the Tollip gene is elevated in intestinal epithelial cells through impaired O-GlcNAcylation-dependent nuclear translocation of the negative regulator Elf-1 (2011)
  • 著者名/発表者名: Sugi Y, Takahashi K, Nakano K, Hosono A, Kaminogawa S
  • 雑誌名: Biochem. Biophys. Res. Commun. 巻: 412 ページ: 704-709
  • 査読あり
• [雑誌論文] Commensal bacteria promote migration of mast cells into the intestine (2011)
  • 著者名/発表者名: Kunii J, Takahashi K, Kasakura K, Tsuda M, Nakano K, Hosono A, Kaminogawa S
  • 雑誌名: Immunobiol. 巻: 216 ページ: 692-697
  • 査読あり
• [雑誌論文] Orally administered Bifidobacterium triggers immune responses following capture by CD11c^+cells in Peyer's patches and cecal patches. (2011)
  • 著者名/発表者名: Hiramatsu Y, Hosono A, Konno T, Nakanishi Y, Muto M, Suyama A, Hachimura S, Sato R, Takahashi K, Kaminogawa S.
  • 雑誌名: Cytotechnology 巻: 63 ページ: 307-317
  • 査読あり
• [雑誌論文] 生菌整腸薬のTopics!(4).菌が生きていないと効果はないの? (2011)
  • 著者名/発表者名: 細野朗, 平松靖浩, 上野川修一
  • 雑誌名: 薬局 巻: 62 ページ: 433-436
• [雑誌論文] 宿主と共生する腸内細菌をとりまく腸管機能.腸管上皮細胞のもつ免疫学的低応答性の特徴. (2010)
  • 著者名/発表者名: 杉由高, 細野朗
  • 雑誌名: 科学と工業 巻: 84 ページ: 420-425
• [雑誌論文] 腸管マスト細胞の数および機能への腸内細菌の影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 國井潤一, 高橋恭子, 笠倉和巳, 清野妃呂子, 細野朗, 上野川修一
  • 雑誌名: 無菌生物 巻: 40 ページ: 60-63
• [雑誌論文] Bacteroidesを定着させたノトバイオートマウスのパイエル板細胞は他の腸内共生菌の刺激に対しても効率的にIgA産生を誘導する (2010)
  • 著者名/発表者名: 大山尭人, 細野朗, 鈴木あみ, 柳橋努, 津田真人, 八村敏志, 高橋宜聖, 伊藤喜久治, 平山和宏, 高橋恭子, 上野川修一
  • 雑誌名: 無菌生物 巻: 40 ページ: 64-68
• [雑誌論文] Intestinal commensal bacteria promote T cell hyporesponsiveness and down-regulate the serum antibody responses induced by dietary antigen (2010)
  • 著者名/発表者名: Tsuda M, Hosono A, Yanagibashi T, Kihara-Fujioka M, Hachimura S, Itoh K, Hirayama K, Takahashi K, Kaminogawa S
  • 雑誌名: Immunol. Lett. 巻: 132 ページ: 45-52
  • 査読あり
• [雑誌論文] Kaminogawa S. Bifidobacterium suppresses IgE-mediated degranulation of rat basophilic leukemia(RBL-2H3) cells (2010)
  • 著者名/発表者名: Harata G, He F, Takahashi K, Hosono A, Kawase M, Kubota A, Hiramatsu M
  • 雑誌名: Microbiol. Immunol. ページ: 54-57
  • 査読あり
• [雑誌論文] Epigenetic regulation of TLR4 gene expression in intestinal epithelial cells for the maintenance of intestinal homeostasis (2009)
  • 著者名/発表者名: Takahashi K, Sugi Y, Hosono A, Kaminogawa S.
  • 雑誌名: J. Immunol. ページ: 6522-6529
  • 査読あり
• [学会発表] Lactobacillus mono-associated mice might be down-regulated the serum antibody levels induced by dietary antigen compared with Bacteroides mono-associated mice (2012)
  • 著者名/発表者名: Hamamoto Y, Hosono A, Tsuda M, Kamoi D, Hachimura S, Momose Y, Itoh K, Hirayama K, Takahashi K, Kaminogawa S
  • 学会等名: The joint Meeting of the 17th International Symposium on Gnotobiology(ISG) and the 34th Congress of the Society for Microbial Ecology and Disease(SOMED)
  • 発表場所: Yokohama, Japan
  • 年月日: 20121120-23
• [学会発表] 粘膜組織に存在するIgA産生促進CD3-IL-2R+細胞のユニークな性状 (2012)
  • 著者名/発表者名: 横井勇祐、高橋宜聖、小川晋平、梅田幸子、石井俊祐、山田潔、戸塚護、佐藤隆一郎、細野朗、上野川修一、八村敏志
  • 学会等名: 日本農芸化学会2012年度大会
  • 発表場所: 京都女子大学(京都)
  • 年月日: 20120322-26
• [学会発表] 異なる部位の腸管関連リンパ組織におけIgA産生応答の特徴 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鈴木誠、細野朗、鈴木あみ、柳橋努、八村敏志、高橋宜聖、百瀬愛佳、平山和宏、伊藤喜久治、高橋恭子、上野川修一
  • 学会等名: 日本農芸化学会2012年度大会
  • 発表場所: 京都女子大学(京都)
  • 年月日: 20120322-26
• [学会発表] 腸内共生菌が粘膜系B細胞応答に与える影響 (2012)
  • 著者名/発表者名: 相澤竜太郎、細野朗、鈴木あみ、八村敏志、百瀬愛佳、平山和宏、伊藤喜久治、高橋恭子、高橋宜聖、上野川修一
  • 学会等名: 日本農芸化学会2012年度大会
  • 発表場所: 京都女子大学(京都)
  • 年月日: 20120322-26
• [学会発表] マウス腸管上皮におけるTollip mRNAおよびタンパクの発現解析 (2012)
  • 著者名/発表者名: 杉由高、高橋恭子、栗原健太、中野興、細野朗、上野川修一
  • 学会等名: 日本農芸化学会2012年度大会
  • 発表場所: 京都女子大学(京都)
  • 年月日: 20120322-26
• [学会発表] 腸内共生菌によるマウスα-ディフェンシン遺伝子の発現調節機構 (2012)
  • 著者名/発表者名: 栗原健太、高橋恭子、杉由高、中野興、細野朗、上野川修一
  • 学会等名: 日本農芸化学会2012年度大会
  • 発表場所: 京都女子大学(京都)
  • 年月日: 20120322-26
• [学会発表] Role of Toll-like receptor signaling for the development and reactivation of virus-specific memory B cells (2011)
  • 著者名/発表者名: Onodera T, Aizawa R, Hosono A, Kaminogawa S, Kobayashi K, Takahashi Y
  • 学会等名: 第40回日本免疫学会総会・学術集会
  • 発表場所: 幕張メッセ(東京)
  • 年月日: 20111127-29
• [学会発表] Effects of commensal bacteria on host gene expression in intestinal epithelial cells (2011)
  • 著者名/発表者名: Takahashi K, Sugi Y, Tsuda M, Hosono A, Kaminogawa S
  • 学会等名: 第40回日本免疫学会総会・学術集会
  • 発表場所: 幕張メッセ(東京)
  • 年月日: 20111127-29
• [学会発表] 乳酸菌Lactobacillus delbrueckii ssp. bulgaricus OLL1073R-1由来酸性多糖体による免疫調節作用 (2011)
  • 著者名/発表者名: 鈴木誠、高橋恭子、濱本雄次、細野朗、上野川修一
  • 学会等名: 日本食品免疫学会第7回学術大会(JAFI 2011)
  • 発表場所: 東京大学(東京)
  • 年月日: 20111018-19
• [学会発表] 腸内共生菌のIgA産生に関わる免疫担当細胞に対する作用 (2011)
  • 著者名/発表者名: 石井俊祐、八村敏志、輪島隼一、小川晋平、高橋宜聖、高橋恭子、細野朗、上野川修一
  • 学会等名: 日本食品免疫学会第7回学術大会(JAFI 2011)
  • 発表場所: 東京大学(東京)
  • 年月日: 20111018-19
• [学会発表] 腸内共生菌による食物抗原に対する免疫応答の制御 (2011)
  • 著者名/発表者名: 細野朗
  • 学会等名: 第15回腸内細菌学会シンポジウム2「腸内細菌と健康とのかかわり」
  • 発表場所: 東京医科歯科大学(東京)
  • 年月日: 20110616-17
• [学会発表] 小腸と大腸の免疫系細胞応答は部位や腸内環境により異なる特徴をもつ (2011)
  • 著者名/発表者名: 細野朗, 今野拓馬, 笠倉和巳, 鈴木あみ・百瀬愛佳, 伊藤喜久治, 高橋恭子, 上野川修一
  • 学会等名: 第15回腸内細菌学会
  • 発表場所: 東京医科歯科大学(東京)
  • 年月日: 20110616-17
• [学会発表] 腸管IgA誘導に関わる免疫担当細胞の腸内共生菌刺激に対する応答性 (2011)
  • 著者名/発表者名: 石井俊祐、八村敏志、輪島隼一、小川晋平、高橋宜聖、高橋恭子、百瀬愛佳、伊藤喜久治、細野朗、上野川修一
  • 学会等名: 日本農芸化学会2011年度大会
  • 発表場所: 京都女子大学(京都)
  • 年月日: 20110325-28
• [学会発表] 乳酸菌OLL1073R-1が産生する酸性多糖体の免疫調節作用 (2011)
  • 著者名/発表者名: 鈴木誠、高橋恭子、濱本雄次、細野朗、上野川修一
  • 学会等名: 日本農芸化学会2011年度大会
  • 発表場所: 京都女子大学(京都)
  • 年月日: 20110325-28
• [学会発表] 腸管上皮細胞の免疫関連遺伝子発現に及ぼす腸内細菌の影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 中野興、高橋恭子、杉由高、津田真人、細野朗、上野川修一
  • 学会等名: 日本農芸化学会2011年度大会
  • 発表場所: 京都女子大学(京都)
  • 年月日: 20110325-28
• [学会発表] 腸内共生菌の菌種の相違が腸管IgA産生応答に与える影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 鈴木あみ、細野朗、大山尭人、柳橋努、八村敏志、高橋宜聖、百瀬愛佳, 伊藤喜久治, 高橋恭子, 上野川修一
  • 学会等名: 日本農芸化学会2011年度大会
  • 発表場所: 京都女子大学(京都)
  • 年月日: 20110325-28
• [学会発表] 腸管上皮におけるTLRシグナル抑制分子Tollipの発現分布 (2011)
  • 著者名/発表者名: 杉由高、高橋恭子、中野興、細野朗、上野川修一
  • 学会等名: 日本農芸化学会2011年度大会
  • 発表場所: 京都女子大学(京都)
  • 年月日: 20110325-28
• [学会発表] T-cell independent activation of virus-specific memory B cells requires Toll-like receptor signaling (2010)
  • 著者名/発表者名: Onodera T, Aizawa R, Hosono A, Kaminogawa S, Kobayashi K, Takahashi Y
  • 学会等名: 14^<th> International Congress of Immunology(ICI 2010)
  • 発表場所: Kobe International Convention Center, Kobe, Japan
  • 年月日: 20100822-27
• [学会発表] Molecular mechanisms of enhanced Tollip gene expression in intestinal epithelial cells for the hyporesponsiveness to commensal bacteria (2010)
  • 著者名/発表者名: Sugi Y, Tahahashi K, Nakano K, Hosono A, Kaminogawa S
  • 学会等名: 14^<th> International Congress of Immunology(ICI 2010)
  • 発表場所: Kobe International Convention Center, Kobe, Japan
  • 年月日: 20100822-27
• [学会発表] Commensal bacteria contribute to the maintenance of symbiosis in the large intestine through epigenetic regulation of TLR4 gene expression in epithelial cells (2010)
  • 著者名/発表者名: Takahashi K, Sugi Y, Nakano K, Tsuda M, Hosono A and Kaminogawa S
  • 学会等名: 14^<th> International Congress of Immunology(ICI 2010)
  • 発表場所: Kobe International Convention Center, Kobe, Japan
  • 年月日: 20100822-27
• [学会発表] 腸内共生菌のうちBacteroidesには腸管免疫系のIgA産生を強く誘導する特徴をもつ (2010)
  • 著者名/発表者名: 鈴木あみ, 細野朗, 大山尭人, 柳橋努, 八村敏志, 高橋宜聖, 百瀬愛佳, 伊藤喜久治, 高橋恭子, 上野川修一
  • 学会等名: 第14回腸内細菌学会
  • 発表場所: 京都大学(京都)
  • 年月日: 20100617-18
• [学会発表] 腸管CD3-IL-2R^+細胞の腸内共生菌・乳酸菌によるIL-5産生誘導 (2010)
  • 著者名/発表者名: 小川晋平, 梅田幸子, 井田正幸, 細野朗, 出雲貴幸, 北川義徳, 木曽良信, 清水誠, 上野川修一, 八村敏志
  • 学会等名: 日本食品免疫学会第6回学術大会(JAFI 2010)
  • 発表場所: 東京大学(東京)
  • 年月日: 20100601-02
• [学会発表] 腸内共生菌のLactobacillus及びBacteroidesの刺激によるパイエル板細胞のIgA産生における特性比較 (2010)
  • 著者名/発表者名: 鈴木あみ, 細野朗, 大山尭人, 柳橋努, 八村敏志, 高橋宜聖, 高橋恭子, 上野川修一
  • 学会等名: 日本食品免疫学会第6回学術大会(JAFI 2010)
  • 発表場所: 東京大学(東京)
  • 年月日: 20100601-02
• [学会発表] 腸管上皮細胞における免疫関連分子の発現に対する腸内細菌の関与 (2010)
  • 著者名/発表者名: 中野興, 高橋恭子, 杉由高, 津田真人, 細野朗, 上野川修一
  • 学会等名: 日本食品免疫学会第6回学術大会(JAFI 2010)
  • 発表場所: 東京大学(東京)
  • 年月日: 20100601-02
• [学会発表] 腸管上皮細胞でTLRシグナル抑制分子Tollipの発現が維持される分子メカニズム (2010)
  • 著者名/発表者名: 杉由高, 高橋恭子, 中野興, 細野朗, 上野川修一
  • 学会等名: 日本食品免疫学会第6回学術大会(JAFI 2010)
  • 発表場所: 東京大学(東京)
  • 年月日: 20100601-02
• [学会発表] 腸内細菌が腸管マスト細胞の定着に及ぼす影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 國井潤一、高橋恭子、笠倉和巳、細野朗、上野川修一
  • 学会等名: 日本農芸化学会2010年度大会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20100327-30
• [学会発表] Bacteroidesの刺激を受けたパイエル板細胞におけるIgA誘導の特徴 (2010)
  • 著者名/発表者名: 大山尭人、細野朗、鈴木あみ、柳橋努、津田真人、八村敏志、高橋宜聖、伊藤喜久治、平山和宏、高橋恭子、上野川修一
  • 学会等名: 日本農芸化学会2010年度大会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20100327-30
• [学会発表] マウス小腸及び大腸上皮細胞における免疫関連分子の発現に腸内共生菌が及ぼす影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 中野興、高橋恭子、杉由高、津田真人、細野朗、上野川修一
  • 学会等名: 日本農芸化学会2010年度大会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20100327-30
• [学会発表] 転写因子Elf-1によるTLRシグナル抑制分子Tollipの発現制御機構 (2010)
  • 著者名/発表者名: 杉由高, 高橋恭子, 中野興, 細野朗, 上野川修一
  • 学会等名: 日本農芸化学会2010年度大会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20100327-30
• [学会発表] 腸管マスト細胞の数および機能への腸内細菌の影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 國井潤一、高橋恭子、笠倉和巳、清野妃呂子、細野朗、上野川修一
  • 学会等名: 第43回日本無菌生物ノートバイオロジー学会総会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20100121-22
• [学会発表] Bacteroidesを定着させたノトバイオートマウスのパイエル板細胞は他の腸内共生菌の刺激に対しても効率的にIgA産生を誘導する (2010)
  • 著者名/発表者名: 大山尭人, 細野朗, 鈴木あみ, 柳橋努, 津田真人, 八村敏志, 高橋宜聖, 伊藤喜久治, 平山和宏, 高橋恭子, 上野川修一
  • 学会等名: 第43回日本無菌生物ノートバイオロジー学会総会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20100121-22
• [学会発表] B-2型の記憶B細胞はウィルス粒子によりT細胞非依存的に活性化する/T cell-independent activation of memory B cells with B-2 phenotype by whole virus particles (2009)
  • 著者名/発表者名: 小野寺大志, 相澤竜太郎, 細野朗, 上野川修一, 小林和夫, 高橋宜聖.
  • 学会等名: 第39回日本免疫学会総会・学術集会
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 20091202-04
• [学会発表] Regulation of Tollip gene expression by transcription factor Elf-1 (2009)
  • 著者名/発表者名: Sugi Y, Takahashi K, Nakano K, Hosono A, Kaminogawa S
  • 学会等名: 第39回日本免疫学会総会・学術集会
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 20091202-04
• [学会発表] Epigenetic regulation of TLR4 gene expression in intestinal epithelial cells (2009)
  • 著者名/発表者名: Takahashi K, Sugi Y, Nakano K, Tsuda M, Hosono A, Kaminogawa S
  • 学会等名: 第39回日本免疫学会総会・学術集会
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 20091202-04
• [学会発表] CD3-IL-2R^+Peyer's patch cells respond to microbial stimuli, migrate to the lamina propria, secrete IL-5, and induce IgA production. (2009)
  • 著者名/発表者名: Umeda Y, Oawa S, Kaoka M, Takahashi Y, Itoh K, Yamada K, Kouro T, Tsuji N M, Hosono A, Totsuka M, Takatsu K, Kaminogawa S, Sato R, Hachimura S
  • 学会等名: The 14th International Congress of Mucosal Immunology(ICMI 2009)
  • 発表場所: Boston, Massachusetts, USA
  • 年月日: 20090705-09
• [学会発表] 腸内共生菌Bacteroides acidifaciensは小腸よりも大腸のIgA産生を強く誘導する (2009)
  • 著者名/発表者名: 柳橋努, 細野朗, 大山尭人, 津田真人, 八村敏志, 高橋宜聖, 伊藤喜久治, 平山和宏, 高橋恭子, 上野川修一
  • 学会等名: 第13回腸内細菌学会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20090611-12
• [学会発表] 腸内細菌による腸管マスト細胞の数及び機能の調節 (2009)
  • 著者名/発表者名: 國井潤一, 高橋恭子, 笠倉和巳, 細野朗, 上野川修一
  • 学会等名: 日本食品免疫学会2009年度大会(JAFI 2009)
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20090526-27
• [学会発表] TLR2依存的なマスト細胞のアレルギー応答の抑制機序 (2009)
  • 著者名/発表者名: 笠倉和巳, 高橋恭子, 細野朗, 上野川修一
  • 学会等名: 日本食品免疫学会2009年度大会(JAFI 2009)
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20090526-27
• [学会発表] 転写因子Elf-1によるTollip遺伝子の転写制御 (2009)
  • 著者名/発表者名: 杉由高, 高橋恭子, 細野朗, 上野川修一
  • 学会等名: 日本食品免疫学会2009年度大会(JAFI 2009)
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20090526-27
• [学会発表] マウス腸内共生菌が誘導する腸管IgA産生の特徴 (2009)
  • 著者名/発表者名: 大山尭人, 細野朗, 柳橋努, 津田真人, 八村敏志, 高橋宜聖, 伊藤喜久治, 平山和宏, 高橋恭子, 上野川修一
  • 学会等名: 日本食品免疫学会2009年度大会(JAFI 2009)
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20090526-27
• [学会発表] 盲腸リンパ節における抗原の取り込みとサイトカイン産生の特徴 (2009)
  • 著者名/発表者名: 今野拓馬, 細野朗, 平松靖浩, 八村敏志, 高橋恭子, 上野川修一
  • 学会等名: 日本食品免疫学会2009年度大会(JAFI 2009)
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20090526-27
• [学会発表] 腸管上皮細胞におけるTLRシグナル抑制因子Tollipの発現維持機構 (2009)
  • 著者名/発表者名: 杉由高, 高橋恭子, 細野朗, 上野川修一
  • 学会等名: 第84回日本栄養・食糧学会関東支部会・シンポジウム
  • 発表場所: 藤沢
  • 年月日: 2009-09-19
• [学会発表] 腸管マスト細胞の定着・終末分化における腸内細菌の役割 (2009)
  • 著者名/発表者名: 國井潤一, 高橋恭子, 笠倉和巳, 清野妃呂子, 細野朗, 上野川修一
  • 学会等名: 第84回日本栄養・食糧学会関東支部会・シンポジウム
  • 発表場所: 藤沢
  • 年月日: 2009-09-19
• [図書] 財団法人日本ビフィズス菌センター編:腸内共生系のバイオサイエンス (2011)
  • 著者名/発表者名: 細野朗, 他
  • 総ページ数: 126-133
  • 出版者: 丸善出版(東京)
• [図書] 日本食品免疫学会編:食品免疫・アレルギーの事典 (2011)
  • 著者名/発表者名: 細野朗, 他
  • 総ページ数: 65
  • 出版者: 朝倉書店(東京)
• [図書] 世紀を超えるビフィズス菌の研究-その基礎と臨床応用から製品開発へ- (2011)
  • 著者名/発表者名: 細野朗, 他
  • 総ページ数: 159-164
  • 出版者: 財団法人日本ビフィズス菌センター(東京)
• [図書] 免疫機能性食品の基礎と応用 (2010)
  • 著者名/発表者名: 細野朗, 他
  • 総ページ数: 35-40
  • 出版者: シーエムシー出版(東京)
• [図書] 臨床粘膜免疫学 (2010)
  • 著者名/発表者名: 笠倉和巳・高橋恭子・細野朗・上野川修一
  • 総ページ数: 317-330
  • 出版者: シナジー(東京)
• [図書] ルミナコイドの保健機能と応用-食物繊維を超えて- (2009)
  • 著者名/発表者名: 杉由高・細野朗・高橋恭子・上野川修一
  • 総ページ数: 242-249
  • 出版者: シーエムシー出版(東京)
• [図書] ミルクの事典 (2009)
  • 著者名/発表者名: 細野朗
  • 総ページ数: 206-209
  • 出版者: 朝倉書店(東京)