研究課題
基盤研究(C)
本研究では、将来予測される高CO_2濃度環境下での森林管理における虫害評価手法を構築するために、長期間高CO_2濃度環境下で生育させたブナの被食防衛能を明らかにした。2009-2011年に、開葉から落葉までの生育期間を通して解析を行った結果、開葉直後よりも葉が成熟した6月以降で、高CO_2濃度により被食防衛能が高まっていることが明らかとなった。これにより、6月以降に出現する食葉性昆虫が影響を受ける可能性が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件)
日本森林学会北海道支部論文集
巻: 58 ページ: 43-46