研究課題
基盤研究(C)
外来植物であるニセアカシアの種子の散布および発芽特性について室内の発芽実験と野外の播種実験で検証した。対象としたすべての個体は休眠種子と非休眠種子を生産していた。したがって、ニセアカシアは種子異型性を持つと考えられた。これにより、洪水等により形成された裸地に散布された非休眠種子は、散布後すぐに発芽して水平根を展開し、根萌芽を発生させることで素早く新規の群落を形成する。一方、休眠種子はシードバンクを形成して、既存の群落が攪乱を受けた際に発芽し、群落維持を担うと考えられた。
すべて 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (8件) 図書 (1件)
東北森林科学会第16回大会講演要旨集