研究課題
基盤研究(C)
間伐などの伐採が行われた針葉樹人工林分においては,大面積皆伐,帯状伐採,列状間伐そして単木状伐採の順で林床の微気象因子の変化が小さかった。帯状伐採林分では,林床の微気象因子が大面積皆伐地と近く,土壌含水率はより高かったため,林分の更新を図る上での有効性が示唆された。このことは,帯状伐採地の林床植生の順調な遷移状態によっても支持され,また残存林分の常緑性前生稚樹に由来する常緑広葉樹種も豊富だった。
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