研究課題
基盤研究(C)
本研究は、寒温帯針葉樹林で優占種となるモミ属2樹種の林冠木を対象に、樹高成長量の年次間変動をもたらす要因の解明を目的とする。調査対象樹種のうち、オオシラビソでは、花芽形成時期の気温が球果生産に影響を及ぼし、間接的に樹高成長量の年次間変動に影響を及ぼすことが明らかになった。トドマツにおいても樹高成長量に対する花芽形成時期の気温の関与が示唆されたが、球果生産の樹高成長量に対する関与については今後解明される必要がある。
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Plant Species Biology
巻: (印刷中掲載確定)
doi:10.1111/j.1442-1984.2012.00376.x