研究課題
基盤研究(C)
樹木の葉に含まれるリグニンについて、その構造と量に関してDFRC法を用いた分析を行った。針葉樹の葉にはグアイアシル構造から成るリグニンが、また広葉樹の葉にはグアイアシルとシリンギルの両構造を合わせて持つリグニンが存在したことから、葉のリグニンは材リグニンと同様の基本構成単位を有していることが明らかとなった。針葉樹・広葉樹いずれの場合も、葉に含まれるリグニンの量は樹種によって0.01%以下~1%前後と違いが大きいことが示された。
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