研究課題
基盤研究(C)
付着珪藻は、濾過食者であるホタテガイもマガキの食物としてひじょうに重要な役割を担っていることがあらためて確認された。付着珪藻は多種多様な種が共存しており、サイズ組成も様々である。付着珪藻はホタテガイやマガキの殻表やカゴ等に増殖して、剥離したものや滑走運動によって殻表縁辺に移動したものが取り入れられる。付着珪藻が通年安定的に増殖できるのは、共存付着動物からの栄養塩類の供給システムが存在するためと予測され、養殖システムを支えているミクロな物質循環系の重要性を見出すことができた。
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「水圏の生産力解析-漁業による三陸の復興に向けて-」、印刷中, 海洋出版(株)
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