研究課題
基盤研究(C)
漁船燃料の使用可能量の個別割当によって漁業全体の漁獲圧を調節して資源を管理するという,新たな発想にもとづく漁業資源管理制度について,その得失を精査した。この管理手法は,資源の持続的利用の追求のみならず,燃料削減による省エネルギーへのインセンティブを与え, CO2の排出削減にも貢献できると期待される。モデルによるシミュレーションの結果,制度導入によって漁業活動の効率化,省エネルギー化が進展し,経営収支の改善につながることが明らかとなった。
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海洋水産エンジニアリング
巻: 84 ページ: 9-18
日本水産学会誌
巻: 75 ページ: 1083-1084