研究課題
基盤研究(C)
日本海漁場での漁具逸失率等の調査、聞き取りによる漁具逸失率の調査、かご漁具によるゴーストフィッシングの経時的変化の観察実験を行った。カゴ漁具によるゴーストフィッシング死亡はf_g(t) = a(1-c^t)・(1-b)^t 代表できた。漁具の年間逸失率は、日本海カニかご漁業で0.2、タイ、タンザニアの沿岸漁業では0、九州南部の沿岸漁業では0.08~0.23であった。かご漁具のゴーストフィッシング対策の脱出リングの装着には、大型個体の漁獲を増加させる効果もあった。