研究課題
基盤研究(C)
養殖魚を強制的に遊泳させることにより新陳代謝を活発化させ,筋肉中の水銀量を低下させる試みを行った。マダイを4ヶ月飼育した場合,筋肉総水銀濃度は運動区においてわずかに低くなった。遊泳魚であるシマアジを用いた場合では,総水銀濃度が間欠運動区においてわずかに高くなった。水流を厳密に管理するために行った小型水槽+グッピーの実験では総水銀量・メチル水銀量ともに有意な差は認められなかった。以上の結果より,強制運動による養殖魚の水銀濃度の低減化は現状では困難であると思われた。
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Aquaculture Research
巻: 42巻 ページ: 516-524
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