研究概要 |
時系列的にサンゴの蛍光画像と通常画像を撮影できる「サンゴ蛍光撮影装置」を開発した。本装置を用いて,石西礁湖においてサンゴ蛍光撮影調査を行った。その結果,約26日間(620枚の画像)連続してサンゴの蛍光を撮影することに成功した。同時に環境計測の結果とサンゴ蛍光輝度との対応を調べところ,輝度と照度には明瞭な関係が見られなかったものの,水温や流速変動との応答が示唆できた。さらに,巻貝によるサンゴの食害過程を経時的に観察することが出来た。また,本装置に用いた撮影手法を用いて, 3次元的な生物調査の可能性が見出せた。
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