研究課題
基盤研究(C)
イギリス、デンマーク、オランダ、アイルランド及び北海道・鹿児島における農業協同組合の成立過程を解明し、農業協同組合の成立基盤を自治村落に求める齋藤仁の見解の有効性を検証することが、課題であった。自治村落の存在しない鹿児島における産業組合の成立や、デンマーク、英連邦諸国における農業協同組合の成立からみると、一定の教育水準を前提に、漁村の結束力ある社会や中農層の分厚い存在も農業協同組合の成立基盤と成り得ており、齋藤説には限界があることが判明した。
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