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2009 年度 実績報告書

食品製造業と地域農業連携による地域内資源有効活用型循環システム構築条件と意義

研究課題

研究課題/領域番号 21580274
研究機関佐賀大学

研究代表者

白武 義治  佐賀大学, 農学部, 教授 (10192121)

研究分担者 宮崎 卓郎  佐賀大学, 経済学部, 准教授 (50209889)
キーワード食品製造業 / 市場構造 / 消費構造 / 清酒製造業 / 焼酎製造業 / 麺製造業 / 野菜漬物製造
研究概要

本年度は次の4点について分析し研究成果を出した。これは次年度以降の調査研究の基礎データをなし、本研究遂行上の重要な意義を持つ。第1に、わが国の食品製造業の展開過程を統計的に整理しその特徴を検討した。(1)全製造業における食品工業の地位(事業所数、従業者数、出荷額)、(2)製造業の業種別出荷額の推移、(3)食品工業の業種別出荷額の推移、(4)食品工業の部門別出荷額の推移、(5)食品工業の部門別構造、(6)食品工業の中小企業(従業者数300人未満)比率の推移、(7)食品工業の品目別原材料費比率の推移、(8)食品工業の品目別資本装備率の推移と特徴、(9)都道府県別産業別製造品出荷額の推移と特徴、(10)製造業の産業別使用総資本事業利益率の変動係数の推移、(11)食品工業の業種別使用総資本事業利益率の変動係数の推移及び(12)食品産業の倒産状況、(13)原料の輸入依存度の推移、(14)食品工業の業種別主要経営指標(収益性、生産性、安定性、成長性)、(15)食品工業の収益動向(増収率、売上高経常利益率、経常増益率)、(16)有形固定資産投資額の推移、(17)食品工業の企業数、従業者数、付加価値、労働生産性、1企業当り従業者数、1企業当り付加価値額の国際比較、(18)食品工業の物価指数、(19)食品工業の広告費等の分析を通して、戦後におけるわが国の食品製造業の展開過程を整理した。第2に、加工食品品目別ハーフィンダール指数と累積生産集中度の分析によって、多様な食品製造業の市場構造を分析し競争構造を検討した。第3に、加工食品の消費構造の変化を検討した。(1)食品工業の業種別輸出入の推移、(2)加工食品の品目別輸入量の推移、(3)加工食品の輸入依存度の推移、(4)加工食品の品目別購入先の推移をみてその特徴を分析した。第4に、九州で100年以上続く清酒製造業、焼酎製造業、麺製造業、野菜漬物製造業などの食品製造業の分布概況調査を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 農商工連携の意義と展開条件2009

    • 著者名/発表者名
      白武義治
    • 学会等名
      食農資源経済学会
    • 発表場所
      佐賀県武雄市
    • 年月日
      2009-09-21

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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