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2010 年度 実績報告書

環境価値の評価を取り入れたミティゲーション施設の順応的管理

研究課題

研究課題/領域番号 21580294
研究機関宇都宮大学

研究代表者

水谷 正一  宇都宮大学, 農学部, 教授 (70093143)

キーワード農業工学 / 環境価値 / 順応的管理
研究概要

栃木県日光市K地区で計画中の生態系保全地について、HEPを利用して環境価値を損なわない計画のあり方について検討した。なお、保全対象種としてホトケドジョウとシマドジョウを考えた。その結果、以下のことが明らかとなった。
(1)保全地内で存置(回避対策)する石積み水路については、現在の水深よりも深い12cm以上を確保する。
(2)新設する水田類似の池については、面積が大きいほど環境価値が高くなることから、面積について再検討する。
(3)保全地で環境価値を増加させることにより、周辺の環境価値の減少分を補完しうることが明らかになった。
これらの結果から、平成23年度は生態系保全地が整備された後の環境価値について検証し、順応的管理のあり方について検討する

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 水田水域における環境修復の取組と課題2011

    • 著者名/発表者名
      水谷正一
    • 雑誌名

      水土の知(農業農村工学会誌)

      巻: 79(3) ページ: 3-7

    • 査読あり
  • [学会発表] HEPを利用した生態系保全地の環境計画に関する研究2010

    • 著者名/発表者名
      齋田圭太・水谷正一・後藤章
    • 学会等名
      農業農村工学会
    • 発表場所
      神戸大学
    • 年月日
      2010-09-01

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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