研究課題
基盤研究(C)
本研究では,塩類が土壌表面に卓越して集積するという事実に着目し,地表面から少量の水分を供給し,集積塩を溶解させた土壌水を表層から吸引することで塩を除去する表層吸引溶脱法を新たに開発した.その性能評価実験では,供給水の90%以上を回収でき,塩分については砂土で80%以上,砂質壌土で89%除去できた.自然発生した塩害農地に対する実験の除塩率は60%程度であったが,節水的な除塩技術の基礎は確立できた
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Journal of Arid Land Studies
巻: 22(1)(in press) ページ: 6