研究課題
基盤研究(C)
保全耕うんでは団粒構造の形成が地表付近ほど顕著で,大きい団粒ほど有機物含量は低かった.反射型FTIR分析装置で土壌中の有機物構造の変化を追跡できた.アロマティック基の吸収スペクトルとの比で,アミド基とアリファティック基の分解を追跡した結果, 2つの基の分解の差が大きかったのは保全耕うんで,表層部分の深さ方向変化が顕著であったのは普通畑,ロータリ耕うんで,地表に近いほど分解が早かった.土壌有機物分子構造による炭素隔離機能の評価については,今後の検討課題とした.
すべて 2012 2011 2010
すべて 学会発表 (4件)