研究課題
基盤研究(C)
哺乳類培養系卵や老化卵で頻発する発生障害の分子機序の解明を目的に、酸化ストレスに注目し、銅-亜鉛スーパーオキシドディスムターゼ遺伝子欠損(SOD1KO)マウス卵および卵巣を用いて解析を行った。その結果、SOD1KOの排卵卵子では2細胞期発生停止、体外成熟卵では減数分裂異常や受精直後での発生停止が頻発し、これらの異常の主原因は、ミトコンドリア機能障害ではなく、細胞周期制御の異常と考えられた。また加齢による卵巣内卵胞数の減少が通常よりも亢進していることが示された。
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The Journal of Reproduction and Development
巻: 56 ページ: 15-19
Molecular Human Reproduction
巻: 16 ページ: 441-451
http://www.tr.yamagata-u.ac.jp/~animal-reprod./