研究課題
基盤研究(C)
猫および犬の肥満細胞腫におけるKITの変異と変異KITのリン酸化におよぼすイマチニブの影響をin vitroおよび臨床例を用いて評価した。猫と犬の肥満細胞腫においてc-kitエクソン8と9の変異を同定した。これらの変異はKITの恒常的はリン酸化を引き起こし、イマチニブはそのリン酸化を抑制した。肥満細胞腫の猫および犬にイマチニブを投与したところ、これらのc-kitに変異を持つ症例で良好な反応が見られた。c-kitエクソン8と9に変異を持つ肥満細胞腫の症例において、イマチニブは有益な治療法となる可能性が示された。
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