研究課題
基盤研究(C)
リグナン類をリードとする抗酸化剤の開発を目指し, eupomatilone類とTHFリグナン類の不斉合成を検討した.鍵反応となる不斉[2, 3]-Wittig転位反応は, 88.91% ee程度のエナンチオ選択性で進行し, eupomatilones 1, 2, 5の不斉全合成を達成した.一方, THF-リグナン類は,転位反応後の合成経路を検討した結果,各種立体異性体を合成することができた.
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