研究課題
基盤研究(C)
細胞性粘菌の分化誘導因子DIF-1およびその誘導体(DIFs)は、複数の薬理活性(抗腫瘍活性、糖代謝促進活性など)を有する低分子化合物である。我々は、DIFsの包括的な研究を行い、以下を明らかにした。(1)DIF-1がミトコンドリアのMalate dehydrogenaseを阻害すること、(2)ある種のDIF誘導体がマウス骨肉腫細胞の浸潤を阻害すること、(3)DIF-1が細胞内TCAサイクルに影響すること、(4)DIFsが新たにいくつかの薬理活性(T細胞のIL-2産生制御活性、心筋様細胞の分化誘導活性、抗トリパノソーマ原虫活性)を有すること、(5)DIFsが粘菌の走化性運動を制御することなどを見出した。
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